こんにちは。
家族4人、山形暮らしをはじめました。伊藤 秀和(@hidecch999)です。
子どもが小さいときって、手がかかって大変。
小さい子の食べれるものを考えて食事を別で作ってもなかなか食べなかったり、遊び相手の無限ループ。
元気な子どもの遊びに付き合っていたら、その日一日が終わってしまったり。
自分の時間はとれず仕事は山積み。
そんなことってありませんか?
子どもが手のかかる時期だからこそ、子育て支援センターや保育園などの子育て支援施設の存在ってありがたいですよね。
「子育ての町」三川町でも令和2年5月に大型の子育て支援センターが設立されようとしておりますが、実は現在も子育て支援センターがみかわ保育園・幼稚園内にひっそりとあります。
今回はこちらの子育て支援センターで働いている、子どもが好きで好きでたまらない支援員さんを取材させて頂きました!
今回のミカワビトは三川町の子育て支援センターの支援員さんとして活動をする、加藤要子さんにインタビューさせて頂きました!!
この記事では、子育て支援センターで働く方の想いをご紹介させて頂くことで、新たな方が三川町の子育て支援センターに来られるきっかけになれば嬉しいです。
それではどうぞ!!
目次
ミカワビト
加藤要子(かとうようこ)さんってどんな人?
1951年三川町生まれ。
年の離れた兄・姉を持つ4人兄弟の末っ子として、自給自足の農家に生まれる。
小さい頃から一緒に遊んだ年下の子どもたちを相手に、缶蹴りやビー玉遊びなどをしたり、面倒を見るのが好きだった。
その当時の横川小学校に入学後、中学まで三川町でバトミントン部に所属し活動する傍ら、そろばん・習字などの習い事を習いながら過ごしていた。
鶴岡家政高校(現・鶴岡中央高校)に進学し、卒業後は小さい頃からの夢だった保育士になるため、山形市の保育専門学校(現・羽陽短期大学)へ入学。
二年間の専門学校生活の後、三川町の職員採用試験を受け、面接試験ではご自身で作られたスーツを着用。
20歳のときに念願の保育士になる。
保育士となってからは、子どもたちと年の近い先生として、子どもたちと同じ目線で全力で遊び過ごしていた。
保育園の降園後も、保育士の先生たちが集まって教材研究を行ったり、家に持ち帰って夜な夜な日誌をつけたりと、子どもたちの顔を浮かべながら、子どもたちを楽しませることについて日々考えながら過ごした。
56歳のときには副園長先生になり、みかわ保育園・幼稚園で定年を迎える。
退職後も、みかわ保育園・幼稚園に隣接する三川町子育て支援センターでパートタイマ―として勤務し、今でも当時の園児たちの顔や名前を忘れずに、子育てで忙しくしている子育て世代の親御さんたちの支えとなって過ごしている。
三川町の子育て支援センターの活動
入園前のお子さんと、そのお母さん方のための憩いの場として、いろいろと情報交換したり、おしゃべりをすることで気分転換をして頂けたら嬉しいです。
平日の開園時間は9:00~11:30まで(11:30~12:00は自由にお弁当を食べることも可能)
みかわ保育園・幼稚園内、南口から園に入って職員室すぐの場所から入ることができます。
天気の良い日には、みかわ保育園・幼稚園の園庭で遊んだり、空を眺めたり、草花を摘んだり。
お部屋の中では、絵本を読んだり、お絵かきしたり、おもちゃで遊んだりと、子どもたちがしっかりと遊べる環境です。
こうして支援員含め、大人の目がたくさんある空間の中で、お母さん方同士も安心して会話をしながら、楽しく子どもたちと過ごしております。
三川町子育て支援センター
住所:〒997-1321 山形県東田川郡三川町大字押切新田字 豊秋100
※子育て支援センターは令和2年5月現在の場所から移転を計画しております。
(みかわ保育園・幼稚園併設)
電話番号:0235-66-5400・5402
月曜日から金曜日開園(ただし、祝日を除く)
毎週木曜日は『社会福祉センター子供広場』で開催。
※2月中旬~3月中旬の期間は公民館ホールか子育て支援センターで行います。
子育て支援センター支援員になるきっかけ・やりがい
副園長としての仕事を終えて、家業である加藤木工のお手伝いをするのかと思っていたところ、みかわ保育園・幼稚園からこちらのお仕事のお話をご紹介頂きました。
当時、火曜日・水曜日の週2日ではじまりましたが、子育てしているお母さん方のお話を聞いていると、まだまだ需要があることがわかり、増やしてもらえないか相談。
また、2014年には町で子育てするお母さん方の支援ができないかということで、子育てサークル「ポップコーン’S」の立ち上げのお手伝いを須藤梨沙さん(前・ポップコーン‘S代表)たちと一緒にやらせて頂きました。
同年、これまでより多くの支援センターの利用者の方と楽しめるイベントをということで、離乳食の相談、身体測定、誕生会、食育講座など、行事を増やすように。
2017年には、月曜日から金曜日までの週5日体制で子育て支援センターを開くようになったことで、当時9:30の開園時間を9:00からにして、みかわ保育園・幼稚園に通うお母さん方が支援センターに来やすい体制に変更になりました。
2018年には、「ゆっくり昼食を食べられる場所が欲しい。遊べる時間を長くしていきたい。」支援センターに通うお母さん方の想いがあり、町会議員の方の協力も得ながら、園内で昼食を食べられるように。
これまでの経験を活かして、子どもたちのためにお母さん方と一緒に楽しめることは何だろうか日々話し合えることに、副園長先生だったときとは、まったく違ったこの仕事のやりがいを感じてます。
孟宗を使った料理の仕方をお話したり、子育てのことだけでなく、親の食生活について話しができたり、地域のお母さん方と関わりがより深まってきている気がします。
子育てしている方、産休育休で様々なスキルをもちながら生き生きと活動している人がたくさんいるので、そうした方の活動を知ってもらったり、その人の持ち味を知らない方に知ってもらうことが嬉しいです。
三川町はどんな町?
新鮮なものをすぐに口にすることのできる食育の行き届いた町で、とっても良いところです。
自給自足の農家に生まれて、味噌・豆腐なども母の手作り。
お風呂は薪風呂、かまどでご飯を炊飯。
家で飼っていた鶏の卵・菜種油を使ってマヨネーズを作り、じゃがいも・キュウリの入ったサラダ。
手袋・靴下は飼っていた羊の毛を刈って毛糸にした物で母が手編みという超自給自足の生活。
昔は嫌だったけど今ではとっても良いことだと感じてます。
食べるものや着るものを手作りしていた母の姿を見ていたので、自分も子どもを持つようになると、サラダやコロッケなどを子どもと作ったり、よだれかけやパジャマや洋服なども手作りして着せておりました。
朝採れの鶏の卵をたべたり、家の畑の野菜をその場で収穫して食べたりするのは、自然が豊かな町であるからできることです。
また、幼稚園は保育料無料、医療費も無料(高校生まで)に加えて、小学校・中学校では完全給食。
こんなに子どもを育てるのに適した町はなかなかないと思います。
三川町のオススメはこれ!
大井餅やさんの菜の花餅です。
菜の花色がとってもきれいで味はやさしく、食べているときは幸せを感じます。
大井餅やさんは店内でも食べられるので、前はよく親の介護をしている仲間で集まって、そこでお茶会をしてました。
今でも2か月に1回程度通って、とちもち・菜の花もちを買って帰ります。
庄内で使えるお得なクーポン誌「マイブルーム」に大井餅やさんが掲載されているとすぐに買いに行きます。
(2019年6月15日に発売されておりました。)
今後の支援センターの活動について
毎月身体測定と誕生会を行っております。
7月の身体測定は、7月3日(水)。
赤ちゃん用の計測器もあります。
お子さんの手形や足形をとったりしながら、子どもの成長をしっかりと記録と思い出に残しましょう。
誕生会は、7月31日(水)。
支援センターで遊んだあとに、誕生会を行うので、7月生まれのオトモダチを一緒にお祝いしましょう。
7月生まれのオトモダチはぜひお知らせください。
詳しい日程は、こそだてメールをご確認ください。
ご自身の活動の宣伝をどうぞ!
家業である加藤木工の製品をご紹介させて頂きます。
木とふれあい木に学ぶ「木育」
子どもの五感に働き掛け感性豊かな心の発達を促す効果があるだけでなく木の良さや魅力を知ることも出来ます。
木目の温かさややさしい肌触り、ぬくもりが人の心を和らげる。
香りによるリフレッシュ効果も期待されます。
木製品は高額という印象かもしれませんが、丈夫で長持ちするし、シンプルな木のおもちゃは自由な遊び方ができ、子どもの脳を刺激する“一生の宝物”です。
竹ばし・木のスプーン・フォークやおもちゃは、自宅で平日の午後のみ販売しております。
「小さな手でも握りやすい」
「はさめる回数が増えてはしを使うのが楽しそう」
「どの部分でつかんでも食べやすい」
「料理が熱くてもスプーンが熱くならない」
と多くのパパママ世代に人気となっております。
お問い合わせは下記まで。
まとめ
小さい頃からの子ども好きという夢を追い続けて、保育士になった要子先生!
定年後も子育て支援センター支援員として、子どもと関わる仕事をつづけていることで、子育て中のお母さん方の過ごしやすい場所を町のお母さん方へ開放しておりました。
今でも園に来る親御さんたちの小さい頃の姿や名前もしっかりと覚えており、まさに子育ての町「三川町」を代表するようなミカワビトでした!
今後も支援センターと要子先生のご活動にご注目あれ!!
※子育て支援センターは令和2年5月現在の場所から移転を計画しております。