【フラワーデザイナー】齋藤智子(さいとうともこ)さん〜夢のお告げを信じて心機一転、花師に転身!三川町を好きすぎて三川町で過ごし続けるミカワビト〜

こんにちは。
家族4人、山形暮らしをはじめました。伊藤 秀和(@hidecch999です。

今回のミカワビトは前回記事でご紹介させて頂いた石井考治さんや、これからミカワビトでもご紹介させて頂く菅原明香さんからもご紹介を頂いたこの方!

鶴岡ナリワイプロジェクトスタートメンバーとしてもお馴染みの齋藤智子さんにインタビューさせて頂きました!!

【アーティスト/通訳案内士】菅原明香(すがわらさやか)さん(アーティスト名:あかるさかおる)〜得意なことを活かして地域の課題解決に取り組む複業アーティスト“ナリワイスト”〜

この記事を読めば、自分の好きなことを信じて突き進むことで、ナリワイを作るヒントになるはず!!

斎藤智子さんってどんな人?

1970年三川町生まれ。

高校まで三川町で過ごし、高校卒業後に仙台の専門学校に進学。

卒業後は酒田の会社に就職。

21歳のタイミングで、夢のお告げを信じて花屋になるため、当時何の問題もなく過ごしていた会社に辞表を提出。

翌日から花屋の仕事を探すが、花屋の仕事がなく、実家近くの青果市場の生花部門で花束作りの仕事で5年間働く。

その後は、銀行員の傍ら週末は花屋で働くという生活を続け、17年ほど前からフラワーアレンジメントの教室「花のアトリエチョコレートコスモス」を開講。

現在は、平日は花の仕入れやリースの製作や花屋の手伝い、教室を運営。

土日はマルシェなどのイベント出店を中心に活動。

自身が運営するフラワーアレンジメントの教室は3つに渡り、そのうちの2つは弟子の先生に任せている。

伊藤
夢でみたお告げを信じてここまで自分の心に正直に突き進んでいてすごい!!

花のアトリエチョコレートコスモスとは?

出典:https://www.facebook.com/pg/chocos87/photos/?ref=page_internal

もともと花が好きかと言われれば、めちゃめちゃ好き・・・・という訳ではありませんでした。

身近にある草花など手に入り安いものを使って、自分で手入れをすることで誰かを喜ばせたり出来るプレゼントに出来ます。

こうした自然に手を加えることで、人の手に取られる。

プレゼントとして受け取られた人が幸せになるってことに自分の価値観があっていました。

庄内地域は自然が豊富です。

身近にある草花を使って、一手間加えることで人に喜ばれる作品を作る場所。

それが花のアトリエチョコレートコスモスです。

毎週水曜日に週1回フラワーアレンジメントの教室を行ったり、週末にイベントに出店したりしております。

活動をはじめたきっかけとやりがい

スタートのきっかけは2014年に参加した「鶴岡ナリワイづくり工房(※現在の鶴岡ナリワイプロジェクト)」です。

そこで、藤村靖之さんの「月3万円ビジネス100実例」という本を読んで“ナリワイ”というものに出会いました。

「いいことしか仕事にしない」

「奪い合いではなく分かち合う」

「経費をかけない」

「みんなで生み出す」

「借金と固定費を0にする」

こうした思想を大事に、経費やお金をかけずに自分の好きなことを大事にしながら、そこにある資源を使って月3万円程度のビジネスを回していくこと。

この考えは当時の自分に新しかったし、価値観に合ってました。

智子さんのナリワイを知ったきっかけになった本:藤村靖之さんの「月3万円ビジネス100の実例」

そこで、鶴岡ナリワイづくり工房では道端の草や農家の廃棄物等、自然素材を使った「Flowergarden部」の部長として活動することにしました。

鶴岡ナリワイ工房のある講演会に参加した際、「誰かひとりを泣いて喜ばすこと」という言葉を聞いて、思い浮かんだ大切な人がいました。

仕事を辞めてしばらく塞ぎがちだったその大切な友人を喜ばせたいと思いました。

1回目のワークショップで、その友人が作る美味しいカレーと齋藤さんの作る柿の実のリースのコラボ作品を作りました。

これが、非常に好評頂きました。

ワークショップを通じて、身近にある自然素材に一手間加えることで、自然感や四季を感じられる作品に出来る。

そうした作品をワークショップに来た方やプレゼントとして受け取った方に喜んでもらえる。。

その気持ちこそ変えることのできないこの活動のやりがいです。

三川町はどんな町?


三川町は住みやすい町です。

酒田にも鶴岡に行きやすいという立地的にも、自然豊かな点も、保育料が安いという子育てにおいても。

実際、一度は鶴岡に出た私もこうして三川町に戻ってきてます。

逆に、小さな町なので見慣れた景色が広がってます。

人の顔も、町の景色も。

そんな風景ですが、なんだか落ち着く。

ご自宅付近の風景を気に入って、撮影されたりもするのだそうです。

智子さんが撮影した三川町のご自宅そばの風景(春)

智子さんが撮影した三川町のご自宅そばの風景(初夏)

智子さんが撮影した三川町のご自宅そばの風景(秋・稲刈り後)

智子さんが撮影した三川町のご自宅そばの風景(冬・雪)

三川町のオススメはこれ!

出典:https://www.town.mikawa.yamagata.jp/business/zigyou/gyosyu/syukuhaku/64_moichi.html

茂一そばのひやむぎきりです。

むぎきりのもちもち感やツルツルとした食感はもちろんのこと、つゆも美味しいです。

夏場はこれに限ります。

配達もしてくれるんですが、お店で食べるむぎきりが一番!!

伊藤
出ました、茂一そば!!かなり評判です!!
伊藤
客層は庄内だけでなく、内陸からも。平日のランチタイムは駐車場は満杯の人気店です。

今後の目標は?

三川町在住のクラフト活動をする人が集まったチーム「みかわdeマルシェ」の一員としても活動している智子さん

足元の目標としては作業場がないので、まず作業場を作りたいというのはありますね。

花のアトリエチョコレートコスモスの活動としては、自分でできる範囲でこれからも活動を続けていくことが目標です。

自分の手に収まらないことはやりたくない。

やれる範囲で好きな花の仕事をやり続けることを大事にしていきます。

ご自身の活動の宣伝をどうぞ!

出典:https://www.facebook.com/events/286980945239211/

直近では、10月7日日曜日に櫛引で行われる、こしゃってマルシェ秋に出店します!!

「こしゃって」は「作って」という意味の庄内弁。

こしゃってマルシェは手づくりをテーマにした「農」「食」「手しごと」のお店が約30店出店するイベントです!!

作り手さんと対話をしながら、空間を楽しみにきてください。

(※智子さんは「手しごと」の分野で出店します。)

出典:https://www.facebook.com/%E5%BA%84%E5%86%85%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7-Peaceful-days-green-market–424896167708343/

また、10月28日日曜日には、松ヶ岡で行われる庄内オーガニックマルシェにも出店します。

こちらにも出店するので、お近くの方はぜひいらしてみてください。

雑誌などでも取り上げられる智子さん(かがり火2018年8月号の取材記事)

まとめ

夢にまで出てきたお告げを信じて会社員から転身!

自分の心の音に正直に、花に関わる仕事をし続けている智子さん。

後先考えているとなかなか物事を始められない。

「誰にも負けられないくらい好きなこと」を大事にしながら、価値観にフィットしていることを続けていくことがナリワイを作る上での近道だと思える話でした!

智子さんありがとうございました!!

ABOUTこの記事をかいた人

都会での子育てに課題を感じて、家族を連れて三川町地域おこし協力隊として山形県・庄内地方に移住! 「人生思い出作り」をライフコンセプトとして、「書くこと」「話すこと」「場作り」事業で情報発信。 ・エフエム山形やまがた子育て応援ラジオ「SmileBox」パパパートナー ・酒田エフエム放送ハーバーラジオ(76.1Mhz)番組パーソナリティとして地域の魅力を発信中!