三川町を歩いているとよく見る「丸喜製麺所様の麺使ってます。」の張り紙。
「丸喜製麵所」ってどこだろう?
多くの定食屋、ラーメン屋で使われている丸喜ブランド。
そんな丸喜製麵所さんの工場見学に行ってきました。

引用元:https://marukiseimen.stores.jp/
丸喜製麵所で作っている麺は、そば、うどん、中華そば、麦切、わかめうどんと様々。
そんな中で今回は中華そばの製作過程に立ち会ってきました。
「こんにちはー」
ということで、ご挨拶させて頂くと早速二代目のご主人が機械の前でコネコネしてました。

丁寧に説明を頂きながら出来立ての麺の素となる粉の塊を見せてくれました。
早速機械登場。

これは混合機という機械でこの機械で7~8分小麦粉を捏ねるのだそう。
数種類の小麦粉と塩水を冷やして混ぜたものを生地にして使い、ゆっくり捏ねる。
水分量が大事とのことで、ここでたっぷり水分を含ませることで、もちもちした生地になるのだそう。


こちらが製麺の模様。
二層に跨るローラーを通過するとペシャンコの麺に。
複合圧延機と言われこれを通過させることで1つの麺ができる。
これに挟まれたらペシャンコになってしまいますが、安全装置がついているから大丈夫だそう。

ジャーーン!
この巻物のようなバームクーヘンのようなものが、うどんの素。
これをいくつか作り、この状態で少し乾燥させて次の工程に入る。
麺づくりというとテーブル上で棒を使って捏ねたり叩いたりする手打ちうどんを彷彿するが、実際はこの製麺機を使って麺を作る。なんか意外でした。

乾燥後は、この製麺機で更に麺を平らに。ゆっくーり。すごーくゆっくーり。
「このスピードで生産性は大丈夫なのか?」と思われるくらいゆっくーり。
ゆっくり平らにローラーを回すことで、良い麺ができるようだ。

ラーメンには最後に麺に波をつけて、均等に量を分けて麺を作り完成。
ここも手作業で手の感触で少なそうな麺はグラムを図り均等の束にしていく職人技。
手際が良いこと。
そうした過程を経て出来た麺がこちら。

この後、お土産として買った大麦切りを食べてみましたが、想像以上のもっちり麺で美味しかったです。
いつもご飯を少し残してしまう子どももすごい勢いで完食してしまいました。(笑)
給食や町のスーパーなどにも卸している他、ふるさとチョイスなどでも販売してます。
丸喜製麵所でも買うことができます。ぜひ一度製麵所に来て選んでみるのも良いと思います。
