【イベントレポート】鶴岡ナリワイプロジェクトが企画・運営するワークショップ「働くってなんだろう?」に参加してきました!

こんにちは、まちの広告代理店「ものかきや」の伊藤秀和です。

今年の夏も想い出に残るような出来事がたくさんありましたが、この夏大きな学びの収穫もありました。

今日はそんな学びの1つであるイベントについて。

2019年8月19日(日)にこふる(鶴岡市)で開催された「はたらくってなんだろう?」というワークショップについてご紹介させて頂きます。

女性が年を重ねるにつれて、様々なライフイベントに関わる「働くこと」についての学び。

普段なかなか学ぶ機会のない「対話」の方法について改めて考えたり、自分のキャリアについて棚卸したりするきっかけになれば幸いです。

それでは、どうぞ~

「働くってなんだろう?」とは

このワークショップはどんな人たちが運営してるの?


鶴岡市のU・Iターンの移住支援事業の一環として、市が鶴岡ナリワイプロジェクトに企画運営をお願いして開催に至りました。

鶴岡ナリワイプロジェクトとは、「好き・得意」で身近な困りごとを解決する「ナリワイ(小さなソーシャルビジネス)」作りを通して、自分と地域の未来をつくるプロジェクトのことです。

そんな私もこちらの団体が主催する「ナリワイ起業講座」の6期の卒業生です。

20~50代近くまで幅広い年齢の女性たちを中心に、本当にイキイキと自分の得意な分野で活躍されてます!!

今回話題提供をしてくれる「山口覚さん」ってどんな人?

今回の話題提供をしてくれる、山口覚さん(津屋崎ブランチ代表)

山口さんは福岡県福津市津屋崎に住んで、まちおこしを行っている方です。

以前は東京で大手建設会社に勤務し、地方のインフラづくりに携わっていたが、仕事の中で出会った人の関わりの中で、地域活性化に興味を持ち、NPO専従職員に転身。

地方での働き方を考えて実践してきました。

地方は稼げないと言われて、移り住むことを敬遠されることが多いですが、大きく稼がなくても小さく稼げる仕事を複数持つ、「複業」を実践し、津屋崎ブランチとしても住民や移住してきた人たちを対象に「地域交流起業塾」を行っています。

津屋崎ブランチLLP 代表、慶應義塾大学特任教授、LOCAL&DESIGN(株) 代表取締役、一級建築士という様々な肩書を持つ山口さんですが、なんと山伏でもあるというからこれも驚き!!

今回のワークショップの直前にも鶴岡で山伏修行をされてきたのだそうです。

鶴岡でご友人の加藤丈晴さん(左)と一緒に山伏修行を行った山口覚さん(右)

「対話」について

8歳の小学生から50歳近い方まで幅広い年齢の方が参加されて「対話」を実践しました。

これまで義務教育などで「対話」について行われておらず、特にグラウンドルールなどなく、大人も子どもも話をすることが多かったけど、この場ではこのようなルールを設けて対話を行います。

  • 評価をしない。
  • 否定も断定もしない。
  • 答えは百ある
  • 沈黙を歓迎する
  • アイディアを繋げる
  • こころの変容を許す

ワークショップについて

参加者がリラックスした雰囲気で対話ができる「ワールドカフェ方式」で行われた本ワークショップ。

当日のプログラムは以下のとおり。

  • はじめに
  • 対話について
  • ワールドカフェ「働くって何だろう?」
  • 振り返り

「ワールドカフェ」というのは、4、5人で囲まれたテーブルを国に見立てて、カフェのようにリラックスしながら、語られる話し合いの事。

1回目の話し合いが終わると、テーブルに1人を残して他の人は好きなテーブルに動く。

残った人は、他の国からこられた人に自身のテーブルで話されたことを来た方に伝えて、新たな気づきや学びを得るもの。

この日は10卓のテーブルで、3回の移動いわゆる「世界旅行」を経て「働く」について語らいました。

 

「3.11の東日本大震災で働くことにおける考え方が変わった」

という考えだったり、

「世の中でためにならない仕事はなにか?」

という問いに対して、

「非合法である麻薬の運び屋でさえも、必要としている人のためにはなっている」

など、大学生からはなかなか大人では出さないような意見も聞くことができました。

様々な立場から語られる「働く」

人の発言で気づいたことをテーブルの模造紙に書き込む。

人の話を聞いて、連鎖的に気づいたことが「ハッと」繋がる瞬間

大人がよく言う「ちゃんと働く」についてみんなで対話で深めてみました。

山口さんが各テーブル出た意見を全体共有していくことで、ワークショップでの棚卸しができ新たな気づきが生まていきます。

参加者の声

最後の振り返りの様子。

山形県鶴岡市での開催でしたが、お盆休み直後ということもあり、地元庄内の方はもちろん、東京や新潟の遠方も。

年齢層に関しては、8歳の小学2年生から50歳前後の方まで40名の方が参加されておりました。

そもそも対話のルールとして、「答えは百ある」という前提もあり、その答えは様々。

 

最後に参加者から感想を話す場面では、

「働く」についての明確な答えは出ないものの(そもそも答えを出すものでもないのですが)、

「いい”もやもや”が残った。」「一歩踏み出せそうな自分がいます!」

などポジティブな意見が聞けました。

 

たくさんの「対話」を経て何かを手に入れたような自信と、非常に充実した明るい表情をしている方がほとんどでした!

働くについて答えはなく、気づきの多い良い時間だったと話される方が多かった。

「働く」の形はそれぞれの形で良いんだと改めて実感。

誰もがハッとさせられた、8歳の小学生が感じた「働くってなんだろう?」=怖いこと。

各テーブル本当にいろんな意見が出ました。

「働くってなんだろう?」を終えて

会社組織に所属していると会社の方針などで、否定されたり評価されたりすることもあるけど、この場所では個人から湧き出てくる「働く」について思ったことを語らえる、安心・安全の場所での「対話」の実践。

学校でも、会社でも、こうしたルールの元で対話ができていたら、想像力や発想力豊な子どもが育ちそうだなと感じました。

特に学生にとっては、アルバイト経験はあるかもしれないけど「働く」ということもわからない中で、社会に出ることのイメージや選択肢をもつ場所になったのではないかと思います。

改めて大人になって自分の考えがどんどん固くなっていることに気づかせてもらいました。

自分も会社員だったころ、この「働く」についてよく考えたり悩んだりしてましたが、改めて所属も出身も年齢も違うこのメンバーで話が出来たことは貴重な経験でした。

また、何年後かにこのメンバーで「はたらくって何だろう?」についても、また違った意見が出ておもしろいんじゃないかなと思いました。

講師の山口覚さん、主催の鶴岡市の方、企画・運営の鶴岡ナリワイプロジェクトのみなさん、参加者のみなさん、素敵な時間をありがとうございました!!

ABOUTこの記事をかいた人

都会での子育てで仕事に没頭しすぎて、ワンオペ育児になってしまったため、生活環境を変えて心機一転、脱サラ。現在は三川町地域おこし協力隊として、「ミカワビト」という担当地域で活躍している人の紹介記事をブログ上に執筆。他、SNS・ブログ・ラジオによる情報発信、イベント企画・運営、家族移住ブログ「家族4人、山形暮らしはじめました。」・通販サイト「めいぶつチョイス」三川町ページ運営中。