【広報みかわ連載「地域おこし協力隊のつぶやき」速報版_20200715】世のため、人のため、湯殿山信仰の布教に勤しんだ鉄門海上人の石碑の巻!!

活動をともにしている、

酒田市八幡地域大沢地区の地域おこし協力隊である

阿部彩人さんが、

大沢地区で「鉄門海上人」に関する

未発見の石碑を発見したと聞き、

こちらが一体どんないわれがあるのか、

私なりに調べてみました。

 

鉄門海上人とは、

1759年に鶴岡市旧大宝寺村に生まれた僧侶で、

21歳で鶴岡市の大網にある注蓮寺に入門しました。

山草や木の実だけを食べて穢れを取り除く、

木食修行を行い、

木食行者として各地で布教し、

衰退した湯殿山信仰の復興と拡大に生涯を捧げた人物です。

石碑は湯殿山信仰強化のために

鉄門海上人が自ら建立したものや、

村人が感謝を込めて祀られたものなど、

判明しているものだけで全国各地に194基あり、

その多くは集落の神社や

川が氾濫した場所に多く建立されているという特徴があります。

 

鉄門海上人は、

自然災害が頻繁に発生した時代に

貧しく生きる人々の心の支えとなった

宗教者・指導者として

信仰を一新に集められたとも言われ、

石碑には当時の人々の思いが込められていると考えられています。

 

また、

鉄門海上人は三川町近くの鶴岡市播磨で

若いころに百姓の手伝いなどをしていたこともあり、

町内にも関連する石碑が12基あります。

 

そのうちの1基、山の神ケヤキの近くには、

「湯殿山 鉄門海」と書かれた屋根付きの立派な石碑がありました。

上人の生き様を知ったあとに、

この石碑を見ると、

歴史の重みを感じることができます。

 

お近くにお立ち寄りの際は、

ぜひご覧いただければと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

都会での子育てに課題を感じて、家族を連れて三川町地域おこし協力隊として山形県・庄内地方に移住! 「人生思い出作り」をライフコンセプトとして、「書くこと」「話すこと」「場作り」事業で情報発信。 ・エフエム山形やまがた子育て応援ラジオ「SmileBox」パパパートナー ・酒田エフエム放送ハーバーラジオ(76.1Mhz)番組パーソナリティとして地域の魅力を発信中!